ビタミンB1の効果を解説。

豚肉等の食品に多く含まれるビタミンB1は、炭水化物(糖質)の代謝に重要な働きを持っておりダイエットに役立ちます。
また、最近では、うつ病の緩和などにも効果が期待されています。
こちらでは、効能をはじめ、摂取量や上限量、過剰摂取による副作用などを解説しています。

ビタミンB1の効果。

炭水化物(糖質)を燃焼させ、ダイエットに役立ちます。

エネルギーを上手に作り、疲れを解消します。

ストレスの緩和に役立ちます。

疲労物質の代謝を促し、筋肉痛を予防します。

脚気の予防に欠かせません。

摂取量や上限量。

厚生労働省:食事摂取基準(日本人の食事摂取基準2010年版)によれば、ビタミンB1の1日あたりの摂取量や上限量は下記のとおりです。

mg/1日 男性 女性
推奨量 上限量 推奨量 上限量
18〜29歳 1.4 1.1
30〜49歳 1.4 1.1
50〜69歳 1.3 1.1
70歳以上 1.2 0.9

過剰症や欠乏症。

過剰症について

一度にビタミンB1を大量に摂取しても、過剰分は尿として排泄されます。
その為、過剰摂取による重篤な副作用の報告はありません。

欠乏症について

ビタミンB1が不足すると、脳や神経に影響が現れたり、脚気やウェルニッケ脳症など引き起こす場合があります。

道徳のビタミン。

ビタミンB1は、「道徳ビタミン」と呼ばれることもあります。

これはビタミンB1が不足することで低血糖症を引き起こし、アドレナリン・ノルアドレナリンなどの「攻撃ホルモン」が分泌される為、怒りっぽいイライラする、又は抑うつ症状や不安、パニック発作など様々な精神的な症状を引き起こす為です。

つまり、協調性を低下させ、道徳性を低下させることになってしまうのです。

ビタミンB群とは。

9種類ある水溶性ビタミンの中でも、Cを除く8種のビタミンは、特に協力しながら働いているため、『ビタミンB群』と呼ばれています。

ビタミンB1はその中の1種である為、サプリメントなどで摂取する場合は、残りの7種類と同時に摂取することで、より効率的に効果を発揮します。

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